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~ 健康問題の「表」と「裏」 ~

「表があれば裏がある」というのは、世の中の理(ことわり)の一つかもしれませんね。たとえば、一枚のコインで考えてみると、表と裏の大きさが違うことはあり得ないので、表が大きければ裏もまた大きいとわかります。この考察は「マクロビオティック」の考え方(「表大なれば裏もまた大なり」)でもあります。

この考え方を踏まえて「心身一如(しんしんいちにょ)」の視点で健康問題を捉えてみると、面白いことが分かってきます。「心身一如」とは「心と体は繋がっていて一つ」ということです。一見、外側の現象として自覚される病気が「表」だとすると、症状が大きければ大きいほど、「心(裏)」の課題も大きいのかもしれません。

病気に限らず人生で遭遇するあらゆるトラブル(表)も同じかもしれませんね。それは多くの場合、自分のあり方の「軌道修正」を促す心や魂(裏)からのメッセージなのでしょう。本当の自分を生きていますか?自分に正直に生きていますか?と肉体を通して訴えているのかもしれません。

さらにこの考え方からは、みかけの「マイナス面」の背後には、必ずそれに見合った大きさの「プラスの面」があるということも教えてくれます。でも残念なことにマイナス面に「抵抗して」いるうち、「闘って」いるうちは、絶対にプラス面は見えないのです。ではどうしたらいいのでしょうね?

もともとマイナス面もプラス面も一枚のコインなのですから、一端力を抜いて、一枚全部を「丸ごと」受け入れてみてはどうでしょう?これは「あきらめ」ではなく、より大きな存在に対する「明け渡し」と「信頼」です。すると、わたしたちは初めて内面に矛盾や葛藤や闘いのない「統合された存在」として、くつろいだ状態で生命力を上げていくことができるようになります。

なぜなら、もともと表と裏には距離がないからです。距離ではなく距離「感」を作り、意識の拡大や視点の上昇を妨げていたのは、自分の中の葛藤と抵抗だったのですね。上昇した視点から改めて見たら、マイナスと思えた面も含めて「全てがプラス(愛)だった」こと、「自分が愛されていた」ことに気づくかもしれません。

実はこの一見「闇(病み)」と思えることと「光(愛)」との「統合」が、わたしが推奨しているビーイングタッチのセッションで起きていることなのです。ビーイングタッチは自分も相手も「完全な存在」として見ています。完全と完全が出会い、互いのみかけの「問題(病気・欠点・弱点)」にフォーカスするのではなく、ただ一緒にエネルギー(振動数)を上げていくことに集中します。

厚い雲を突き抜けたら、あるのは太陽と青空の輝きだけですね。なぜなら、それがわたしたちの「魂の真の姿」だからです。そんな拡がった光景をビーイングタッチを通して多くの方に覗いてみてほしいと願っています。ビーイングタッチを実践すればするほど、その人の人生は輝きを取り戻していきます。その幸福感と悦びは縁ある人たちを巻き込んで加速していくのです。

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